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愛知県豊橋市は古くから繊維業が盛んな地で、戦後には帆前掛けの製造が最盛期を迎えました。その時期に帆前掛け生地の織機1台から祖父が立ち上げた会社が「間瀬織布工場」です。その後織機の台数が増えて、帆前掛けの生地を織る工場として、祖父から父へ、父から息子へ受け継がれました。

帆前掛け生地の生産と縫製を行いながら、2代目の父が地元の祭り町内向けに、印半纏と祭り衣装の縫製を始めました。東三河地方は伝統花火、手筒花火を祭りで放揚する地域で、綿業が盛んな三河地方で織られる三河木綿の丸紡生地や、刺し子織りの生地を使った半纏の需要が高かったため、半纏と祭り衣装の縫製技術を学び、半纏に加え腹掛けや股引の縫製依頼を受けるようになりました。

帆前掛けと印半纏の縫製技術をもとに、3代目である現在の代表が自分の祭り好きが高じて、祭り衣装に合う袋物を半纏のあまり生地で作ったことをきっかけに、祭り小物や日常的に使えるかばんをデザイン・縫製して販売するようになりました。

帆前掛けの生地を織る工場は需要の減少と機械の老朽化によりたたんでしまいましたが、現在は帆前掛けと印半纏の縫製と卸売事業および、かばんなどデザイン・縫製・販売を行う小売事業を運営しています。
代表と弟の2人が裁断と縫製を行い、妹が販売を行う3人体制の小さな会社ですが、少量生産だからこそできる、丁寧な縫製と伝統生地を使ったユニークな商品を長く愛用してもらえるように、皆さまにお届けしています。
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